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プロバイオティクス

プロバイオティクスとは、生物間の共生関係を意味するプロバイオシスに由来します。

19世紀のフランスで、下痢を起こした子供の便にはビフィズス菌が少ないけれど、健康児 にはたくさんあることが発見されました。
また、上記の下痢を起こした子供にビフィズス菌を与えると、症状が改善することも認めら れ、ビフィズス菌がヒトの胃腸が健康であるために、重要な働きをしていることが提唱され ました。

その後、1998年に、FAO(国際連合食糧農業機関)/ WHO(世界保健機関) により、プロバイオティクスは「適正な量を摂取した時に宿主に有用な作用を示す生菌体」 と定義されました。

腸にはおよそ1,000種類、約100兆個もの菌が生育しており、腸内フローラと呼ばれていま す。
腸内フローラにいる菌は、有用菌・有害菌・中間的な菌に分類されます。健康を維持するためには、腸内フローラのバランスを整えることが大切と考えられていて、その助けとな るのがプロバイオティクス です。

 

※対象者※

・消化器感染症ー腸管出血性大腸炎、溶血性尿毒症症候群、偽膜制大腸炎、食中毒、慢性胃
炎、胃十二指腸潰瘍、胃癌など
・口腔内感染症ー歯周病、口臭、虫歯など
・炎症性腸疾患ークローン病、潰瘍性大腸炎など
・アレルギー疾患ー食物アレルギー、アトピー性皮膚炎、気管支喘息、花粉症など
・その他の効果
便秘、下痢、動脈硬化予防、抗腫瘍作用、血圧効果作用、腎臓結石形成阻止作用、膣炎の緩
和作用、口腔衛生改善作用、コレステロール低下など

 

プロバイオティクス と似た言葉で「プレバイオティクス」があります。

プロバイオティクス は微生物を対象としますが、プレバイオティクスは以下が対象となり ます。

1、消化管上部で分解・吸収されない
2、大腸に共生する有益な細菌の選択的な栄養源となり、それらの増殖を促進する
3、大腸の腸内フローラ構成を健康的なバランスに改善し維持する
4、人の健康の増進維持に役立つ

 

「オリゴ糖」や「食物繊維の一部(イヌリンなど)」がプレバイオティクスとしての要件を
満たす食品成分として認められています。

プレバイオティクスの摂取により、乳酸菌・ビフィズス菌増殖促進作用、整腸作用、ミネラ
ル吸収促進作用、炎症性腸疾患への予防・改善作用、などの効果が報告されています。

プロバイオティクス とプレバイオティクスを一緒に摂取すること、あるいはその両方が含 まれている飲み物や製剤を「シンバイオティクス」といいます。

シンバイオティクスを摂取 することにより、プロバイオティクスの効果がさらに高められると考えられています。

プロバイオティクスとして微生物を含む発酵乳・乳酸菌飲料・生菌製剤の研究が、現在も世
界中で進められています。
中でも乳酸菌は発酵食品などに生菌として多く含まれており、ヨーグルトなど、人類との長
い食経験があります。

私たちの日常でよく目にするプロバイオティクス が用いられているものには、L.カゼイシ ロタ株、B.breve strain Yakult、LG21など、スーパーなどでも目にすることができるものも たくさんあります。

 

参考

・医療従事者のための補完・代替医療(今西二郎編集)

・アレルギー疾患予防への新展開〜プロバイオティクスの可能性
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jim/19/1/19_1_31/_pdf

・Probioticsの研究と臨床の現状そして将来への展望 https://www.juntendo.ac.jp/graduate/laboratory/labo/probiotics/achieve_1.html#:~:text=%E6%9C%9F%E5%BE%85%E3%81%95%E3%82%8C%E3%82%8BProbiotics%E3%81%AE%E3%81%99%E3%82%8B%E3%80%81%EF%BC%99%EF%BC%89%E5%8B%95%E8% 84%88%E7%A1%AC%E5%8C%96%E3%82%92

・腸内細菌学会 / (旧)日本ビフィズス菌センター
https://bifidus-fund.jp/keyword/kw030.shtml

・ヤクルト中央研究所
https://institute.yakult.co.jp/dictionary/word_3.php

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